かずのすけさんの「オトナ女子のための美容化学 しない美容」を読みました。いろいろと考えさせられる本となりました。
概要は?
オトナ女子のための美容化学 しない美容 (美人開花シリーズ)
かずのすけ (著)
単行本(ソフトカバー): 239ページ
出版社: ワニブックス (2018/2/22)
言語: 日本語
発売日: 2018/2/22
梱包サイズ: 18.6 x 12.8 x 1.8 cm
目次は?
第1章 オトナ女子のためのメイクアップ(ウォータープルーフマスカラで目元にシワやクマが!?、マスカラの「下地」は逆効果なこともある ほか)
第2章 オトナ女子のためのスキンケア(肌の「水分量診断」で一喜一憂するべからず!、洗顔はゆっくり丁寧にしている場合ではない! ほか)
第3章 オトナ女子のためのボディ&ヘアケア(足裏やデリケートゾーンは必死に洗うほど臭くなる、制汗剤のヘビロテでますます汗クサ女子に!? ほか)
第4章 オトナ女子のための暮らしケア(繊維へのこだわりが美人度を上げる、「バスタオル」は1回使っただけで菌だらけ? ほか)
学んだこと
美容成分がたくさん載っていて、内容も情報量も盛りだくさんです。。
ただ、この皮肉系イラストに腹がたちました。
各項目ごとに女性のイラストとその女性の特徴が載っていますが
ネイルの項でいうと、“話し方がわざとらしい”など書いてあります。
どう考えてもネイル好きと関係ないと思います。
人をこき下ろして笑いをとるようなのが苦手な自分にとっては、見ていられなかった。
男目線意見で、メイクする女性のキラキラした気持ちなんかは全く理解していない人が書いたもので、読んでいてイライラしました。
座談会

前作を持っているので今作も気になり本屋さんで中身を確認しましたがこれを読んだら何も使えなくなるなと思い購入には至りませんでした。
著者は男性ですので女性のコスメに対するトキメキとかは分からないんだろうなと思いました。たしかに成分は大事ですがメイクをすることが好きな方や楽しい方は読まない方がいいかなと思います。

イルチ化粧品でかぶれ、洗濯洗剤の香りで寝込むようになってから、たくさんの商品の成分を調べるようになりました。ブログで紹介された商品でも香りが強いものもあり、ダメなものもありますが、参考にさせてもらってます。中身がぎっしりつまってておもしろいです。

30代ですが、身の回りにこんな方はいませんし、イラストやコメントに悪意を感じました。
肝心な内容も誤っている部分や言い過ぎが多く、過激で批判的なことを言えば売れると思っているんだろうなと著者にも企画した出版社にも残念な気持ちになります。
また、巻頭のフルカラー部分では著者のプロデュース製品を紹介したり、彷彿とさせる内容が続くので誘導されていると感じてしまいました。
身の回りにいるイラっとする女性を思い浮かべ、バカにするような気持ちで読めばストレス発散になるかもしれません。
あるいは、ほぼスッピンで出勤可能な方にはおすすめです。
まとめ
美容成分の勉強にはなるけど、読んでいるとすごくモヤモヤする気分になるので、もうかずのすけさんの本は買わないと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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