ロバート・シャインフェルドさんの「「ザ・マネーゲーム」から脱出する法」を読みました。やっぱり私には合っていなかったです。
概要は?
ロバート・シャインフェルド (著), 本田健 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 288ページ
出版社: ヴォイス (2011/10/1)
発売日: 2011/10/1
梱包サイズ: 19 x 13.1 x 1.5 cm
目次は?
ゲームのルール
つきまとう3つの疑問
ハリウッドもかなわない
白馬の騎士がやってくる
お金は実際にどのように創られるか?
鏡よ、鏡
エックス線で世の中を見る
世紀の宝探し
運転席に飛び乗る
アクセルを踏み込む
マネーゲームからの脱出
旅先からのポストカード
限界や制限のないプレー
招待状※
学んだこと
本田健さんが訳すとすごく宗教っちっくになりません?
原文がそうだからなのか、訳し方がそうなのか、わかりませんが、宗教に興味がない人にはとても不快に感じます。
日本には宗教は根付いていません。
それは歴史的にも文化的に考えればわかることかと思います。
こういった考えがあるよっていうのはいいですが、あんまり参考にはなりませんでした。
座談会

とりあえず全部読みましたが複雑です。思考的(頭の中では)にはこれでマネーゲームから脱出できるのかもしれませんが、実際にはむずかしいのでは。現実的にマネーゲームから脱出することを模索している人には、非現実的であまり参考にはならないだろうと思います。

これって無の境地に達するための、一つの方法を示しますということのように思えます。仏教をちょっと違った経路で説明するとこうなるよ
脱出ポイントって つまり 解脱 のような
プロセスって つまり 修行 のような
本の前半は読まなくてもいいかと思われるようなこと、外国の著者にありがちな、しつこく、同じことをあれこれ、例を変えて説明するあたりは、うんざり。この本を読んで解脱できるのかな?

この本の中では、この世のすべては自分が生み出した、夢であり幻想であるという世界観です。
自分の本質は太陽のような存在であり、その放つ光がホログラムを通して、この世を写像として形作っています。
似たようなものに、睡眠中に見る夢があり、それはまるで現実のように精緻なのに、それは私たちの脳、精神が作り出しているものです。つまりそれと同様に現実を作り出す能力が私たちの本質には備わっています。
そして、私たちの非常に凝り固まったルールや概念を解きほぐし、希望する写像、現実を映し出すにはどうしたらいいか、そんな内容だと思います。全体的な流れ、内容は結構グダグダでわかりづらいです。
提示されているメソッドも今ひとつ、根拠が薄く説得力が低い感じがします。ただ、個人的には人はどんな夢を見るか、ある程度コントロールできるのと同様、もしかすると現実もある程度、コントロールできるのではないかと思わせるてくれることを気づかせてくれたのは、大きな収穫だったと思います。
まとめ
スピリチュアルって宗教なの?って言われているようで本当に残念。
そうじゃない場所を開拓していかないといけないと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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